身箋【アロマの作用】ベチバー
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
さて、今日ご紹介するのは「ベチバー」です。
ベチバーはインドで何世紀も前から使われ、根は日除けとして吊り下げられていました。
虫除けの効果もあります。
ベチバーが編み込まれた簾は、窓の外に垂らして時々水をかけることで、涼しい風とほのかな芳香を室内に送り込んでくれるそうです。
深く根を張るため、土壌流出防止のためにも植えられ、水田のあぜなどに植えられているのをよく見かけます。
スリランカでは、女性達はこの草をココナッツオイルに漬け込んでヘアオイルとして使ったり、ジャワでは根を編んでマットや帽子を作ったりと生活にとけこんで活用されています。
イネ科の植物、ベチバーの根から採れる精油は、びんを逆さにしてもなかなか落ちてこないほど高い粘性があります。濃い琥珀色の精油です。
ベチバーは「根」の香りが強く、精油はこの根から水蒸気蒸留法で抽出したものです。
インドやスリランカでは、その鎮静作用から「静寂の精油」の異名をもちます。地に足をつけるグラウンディング作用が高いとされ、筋肉痛をやわらげたり、緊張をほぐして心に安心感を与え、リラックスさせる作用が知られています。
鎮静作用があるので、プレッシャーなどで決断力を失った時、冷静さを取り戻させてくれます。
等身大の自分を認め、それに合った成長ができるように促してくれるのです。
関節炎、リウマチ、湿疹などの炎症に用いることもできます。
食欲不振、体重の減少、貧血などにもよく効き、内分泌系の不調にも作用し、月経前症候群や更年期障害にも効果的です。
ストレスや過労で免疫力が低下しているときにも効果が期待できます。ストレスからくる不調(消化不良や胃痛)にも良いですよ。
肌に対しては虫刺されの症状を抑えてくれたり、乾燥を防いでくれます。
抗炎症作用があり、にきびやかゆみ、肌荒れなどに効果が期待できます。
独特の土臭い香りで非常に個性的ですが、さまざまな精油と相性が良いため、香水の香りを持続させる保留剤としてもよく用いられます。
特に相性の良い精油は、イランイラン、カモミール、ローズなどです。
さまざまな作用が期待できるベチバーですが、妊娠初期や乳幼児への使用は避けましょう。
冷静さを取り戻したい方、肌荒れが気になる方は使ってみるとよさそうですね✳︎
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
#身箋 #ベチバー #鎮静作用 #抗炎症作用