身箋【アロマの作用】ベルガモット
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
さて、今日ご紹介するのは「ベルガモット」です。
レモンよりも甘く、ライムにも似たさわやかな香りを持つベルガモットは、柑橘系の中でも人気の高い精油です。
大きさはレモンと同じ程度の大きさで、皮はゆずの果実のようにぼこぼこしています。
食べられますが、苦み成分であるフラボノイド配糖体が多く苦いため、そのまま食べられることはあまりありません。
ベルガモットはイタリアで治療薬として多くの人に用いられ、ナポレオンの時代には香水としても人気で、主要な成分でした。
最古の香水であり、オーデコロンの名の元になった「ケルンの水」の原料として、また紅茶のアールグレイの香りづけとしても有名です。
ベルガモットはストレスや緊張で高ぶった神経を鎮め、明るく穏やかな気持ちにさせてくれます。安眠効果もあります。
楽観的な考え方にしてくれ、オレンジのようにリラックスさせてくれる効果もあります。
また身体に対しては、消化を助けて食欲を増進させてくれたり、気管支系の痛みをやわらげてくれたりします。
さらに神経系を整える作用もあるため、抗うつ作用、鎮静作用などもあります。
そのためベルガモットは「天然の抗うつ剤」とも呼ばれるほどです。
肌に対しては脂性肌に効果的で、しっしんやニキビなどの炎症を鎮めてくれます。
様々な皮膚疾患に有効ですが、注意したいのは光毒性と光感作性です。水蒸気蒸留法で抽出されたフクロマリンが入っていないものを使用するか、濃度を低くして、使用後は直射日光にあたらないように気を付けて下さい。
ベルガモットはほとんどの精油と相性が良く、相乗効果が高いと言われています。
その中でも特に相性の良い精油は、イランイラン、カモミール、ラベンダーなどです。
ベルガモットはイタリア原産で、ライムとレモンの交雑種と言われています。この名はこの木が最初に栽培されたイタリアの街、ベルガモに由来するという説があります。
現在、世界のベルガモット精油の90%はイタリア半島の南端にあるレッジョカラブリアという小さな町でのみ採れます。
果肉、果汁はほとんど利用されず、果皮から精油を採るためにのみ栽培されています。
ベルガモット精油の妊娠中の使用は、一般的には問題ないと言われていますが、妊娠初期や分娩前後の使用には注意してください。
気持ちが落ち込んでしまう方、ニキビなどで悩む脂性肌の方は使ってみるとよさそうですね✳︎
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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