身箋【アロマの作用】ジャスミン
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
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生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
さて、今日ご紹介するのは「ジャスミン」です。
エキゾチックで甘い香りで「香りの王様」とも呼ばれています。
香水によく使われている原料ですが、1トンの花からわずか1kgしか精油がとれず、そのうえ花の採取に手間がかかるため、非常に高価です。
1mlで4,000円程度はすると言われていますが、1滴でも充分香りが楽しめます。
8~9月に咲き、日没後から開花します。
時刻によって香りが変わると言われていて、産地によって摘み取られる時間が違います。
その濃密な香りから「夜の王様」とも呼ばれるジャスミンの精油ですが、これはジャスミンの花が夜になると一層強く香るためにその呼び名がついたとされています。
ジャスミンは熱で香りが壊れやすいため、溶剤抽出法で抽出されます。
香りには催淫作用があり、インドやアラビアでは古くから媚薬として用いられていました。
ヒンドゥー教の愛の女神は、ハートを射止めるためにジャスミンの油が塗られた弓を持っています。
宗教的にも多く使われ、神に捧げる花とも言われています。
またクレオパトラが愛した香りとしても知られ、当時エジプトではジャスミンの花を油に浸して作った香油をギリシャやローマに輸出する産地としても有名でした。
ジャスミンはホルモンバランスを調整し、子宮の痛みを緩和する作用があり、月経に伴うトラブルを緩和したり、子宮収縮を促す作用があるため、難産の時などに分娩促進に用いられることもあります。
古くからジャスミンは子宮のハーブとも言われ、生殖機能を高めるものとして考えられてきました。
またマンダリンやラベンダーなどとブレンドすると、妊娠線を目立たなくするトリートメントオイルになります。
肌には保湿作用や抗炎症作用などがあり、どの肌のタイプにも適しやすく、スキンケアにもとても優れた精油です。アンチエイジングにも効果的です。
心に対しては気持ちを和らげ、官能的な感情を呼び覚ましてくれます。気持ちの高ぶりを沈めて、躁うつをやわらげてくれたりします。
ストレスを緩和し、高揚感をもたらしてくれるため、産後のマタニティーブルーによる情緒不安定も和らげてくれます。
相性の良い精油はオレンジ・スイートやローズ、ゼラニウム、ローズウッドなどです。
刺激性があるため濃度に注意し、妊娠中、授乳中の使用は避けた方が良さそうです。
ただし、お産の時には活躍する精油です。
女性特有の悩みがある方、気持ちの高ぶりを沈め、リラックスしたい時などに使ってみるとよさそうですね✳︎
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
#身箋 #ジャスミン #子宮のハーブ #リラックス