身箋【アロマの作用】ベンゾイン
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
さて、今日ご紹介するのは「ベンゾイン」です。
バニラのようなカラメルのような、甘い香りの精油です。
古代ではベンゾインが悪霊を追い払う力をもつと考えられ、宗教的な儀式にも用いられていました。
ベンゾインは熱帯の高木の樹脂から抽出され、黄色か白の花を咲かせます。
空気に触れると淡褐色から濃い褐色に変化し、高い粘性を持ちます。
樹脂からの揮発性有機溶剤抽出法によって採取された「レジノイド」と呼ばれる精油で、別名は「安息香」です。
古くから呼吸器に働いて痰を取り、呼吸を楽にしてくれる薬草として知られていました。アロマディフューザーなどを利用して蒸気を吸入するという使い方もオススメです。
また、膀胱炎や尿道炎といった泌尿器系の感染症にも良いと言われています。
さらにバニラに似た甘い香りが孤独や喪失感をやわらげ、気分を楽にしてくれる作用があるとされています。
不安な心を安定させ、落ち着きをもたらしてくれます。
ただし、深くリラックスして眠気に襲われる事もあるので、何かに集中しなければならない時には使用を避けてください。
肌に潤いを与え、固くなった肌を柔軟にし、小じわの予防もします。ボディクリーム、ハンドクリームにするのもおすすめです。
創傷治癒作用に優れていて、あかぎれやしもやけ、切り傷などにも効果的です。
肌の炎症を鎮める作用もあります。
他の香りに加えると、香りが長くとどまるとして「保留剤」としても使われます。
防腐剤として食品や化粧品に使用される「安息香酸」の名は、このベンゾインに由来します。非常に粘性が高いため、25%程度に希釈したものが流通しています。
相性の良い精油はイランイラン、オレンジ・スイート、ベルガモットなどです。
刺激性があるので低濃度での使用がおすすめです。
香りが強いので、使う量にも気をつけてください。
また妊娠初期の使用は控えた方がよさそうです。
呼吸を楽にしたい方、深くリラックスしたい方は使ってみるとよさそうですね✳︎
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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