食箋【ハーブの作用】セージ
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
さて、引き続き様々なハーブの作用についてお話ししていきたいと思います。
今日ご紹介するのは「セージ」です。
学名は“Salvia officinalis”になります。
古くから「セージは人間を長生きさせることができる」と各地で言い伝えられるほど、セージの効能は広く知られていたようです。
学名のSalviaはラテン語の“Salveo(健康・治癒・救い)”、“Sadvere(治療する)”に由来しています。
健康作用の豊富なハーブですが、中でも抗菌作用に優れており、うがい薬にすることで風邪など感染症の予防、のどや口腔内の炎症に効果を発揮します。
昔は床にまいて疾病の予防に使う習慣もあったそうです。
またセージには消化を促す作用があります。
消化器の筋肉をリラックスさせて、腸内ガスがたまらないようにしてくれるので食後にハーブティーとして飲むのもおすすめです。
セージに含まれるサルビアタンニンという成分には、制汗作用・収斂作用があり、更年期の汗(ホットフラッシュ)にも役立つと言われています。
加えて、セージには記憶力など脳の能力を改善してくれる効果もあるとされています。
昔、ヨーロッパの牧畜に頼っていた人たちは過酷な冬を迎えるとき、家畜の数を減らして、その肉を貯蔵したそうです。
そしてその時に、防腐や香りづけのためにタイムやセージ、その他のハーブを使いました。
そして現在でも、ハムやソーセージなどの加工食品にはセージなどのハーブが入れられたものが存在しています。
様々な嬉しい効能のあるハーブですが、てんかんの症状がある人、妊娠中、授乳中、高血圧症の人、糖尿病の人は使用しないほうが良いとされています。
風邪などの感染症をしっかり予防したい方、消化不良が気になる方はセージを使ってみてはいかがでしょうか。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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