心箋【ニーチェ哲学】超人
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
…さて、今日はニーチェが考えだした「超人」という思想についてお話しします。
ちなみにニーチェが考え出した「超人」の反対語は「末人」です。
「末人」とは「ルサンチマン」に支配された人間のことを表します。
「ルサンチマン」とは簡単に表すと『嫉妬』の事です。
嫉妬に支配された人間は、成功しているように見える人、自分の理想に近い人を見ると、
「きっとあの人は汚い手を使っているにちがいない。」
「きっとあの人は親の援助を受けているに違いない。」
などと、自分が傷つかないように勝手なストーリーを作り上げます。
このような人達を「ルサンチマンに支配された人々」とし、ニーチェは『末人』と言いました。
その逆が『超人』と言えば、何となく察しがつくと思いますが
「嫉妬をすでに克服し、他人の価値観や基準に捉われず自らの欲望に忠実に生きる事ができる人」
の事をニーチェは『超人』と言いました。
つまり「超人」とは自分の外に自分を支配したり、命令したり、自分の価値をつける権威(神、価値観、常識など)を置かない人のことを指すのです。
私達はどうしても普段から常識や価値観、他人の目を気にしてしまいます。
それが悪い事ではないと思いますが、それらに捉われてしまい自分の意志が分からなくなってしまうと、自分のことがよく分からなくなってしまい、「自分の人生」ではなく「誰かの人生」を生きる事になってしまいます。
私達は誰かのために生きる前に、自分のために、自分の幸せのために生きています。
誰かの言葉にとらわれ、よくない事があればその人の事を批判し、よい事があればその人に感謝する。
そんな幸せも不幸も誰かによって左右されてしまう人生はやめませんか。
他人の人生を生きるのか、自分の人生を生きるのか、それは自分が『選択』できます。
これを読んでいる皆さんが、後悔のない選択をできますように。
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