心箋【ハイデガー哲学】死の存在
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
ドイツの哲学者、ハイデガー。
ハイデガー哲学のテーマは「存在」であり、1927年には『存在と時間』という本が出版されました。
ハイデガーは「死」を意識する事が重要だと考えました。
私達人間は必ず死にます。生きているものは皆死ぬのです。
しかしほとんどの人は、その「死」を避けています。
死をネガティブなものに捉え、自分は永遠に生き続けるものだと思い込んでいるのです。
だからこそ、挑戦したいことや、実現させたいことも、
『いつかやれば良いや。』
と思い、後回しにしてしまいがちです。
「明日が来るのは当たり前だ」と思い込んでいるからこそです。
しかし実際は私達が事故や事件に巻き込まれて明日、いや今日にだって死んでしまう可能性だってあります。
だからこそ「死を意識しながら後悔しないように生きる」事が重要なのです。
ハイデガーは、
「人は死から目を背けているうちは、自己の存在に気を遣えない。死というものを自覚できるかどうかが、自分の可能性を見つめて生きる生き方につながる。」
と言いました。
人間は、自分が死から逃れられないことを受け容れることよって、本来の存在に立ち戻ることができるのだとしたのです。
「自分はいつか死ぬ」そんなことをネガティブに考えるのではなく、ポジティブにとらえ、
『自分は残りの生きている時間を、何に使いたいのか』
をじっくり考え直してみるのもよいですね。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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