心箋【アドラー心理学】全体論
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
アドラー心理学では、個人を、心と身体のような諸要素の集合としてではなく、それ以上分割できない個人としてとらえます。
したがって、アドラー心理学では、心と身体、意識と無意識、感情と思考などの間に矛盾や葛藤、対立を認めません。
つまり、
「頭じゃ分かっているけれども、なかなかできないんだよなぁ。」
という状態はありえない、と言うのです。
何かしらの意図や目的があり、私達は行動をしている。
つまり心と体はつながっているという考えです。
先日お話しした目的論と言い、今回の全体論と言い、自分の選択・自分の人生は自分の責任において展開されるとアドラーは考えました。
こういう話を聞くと、
「甘えてちゃいけないってことかな。。」
とネガティブに感じる人もいると思いますが、私はそれは違うと思います。
自分の本当の気持ちに気づいたら、素直にそのまま行動すれば良いだけなのです。
矛盾した行動をしようとするから辛くなるし、自己否定の気持ちが強くなるのですから。
そしてさらに【ありのままの自分を受け止め、好きになる】事も大切だと思います。
全体論の考え方は、その後のゲシュタルト心理学にも取り入れられましたが、ゲシュタルトとは「全体は部分の総和以上のものである」という考えを持っていました。
それを別の視点で考えると、私達一人一人も心と身体、意識と無意識、感情と思考など全てひっくるめて全体であり、総和以上の価値があるのです。
誰かから見て、良いように見える所も悪いように見える所も全て合わせて特別な「あなた自身」。
世界に一つしか存在しない自分という人間を受け入れ、存分に人生を楽しめると良いですよね。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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