心箋【アドラー心理学】承認欲求の否定
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
今日は前回に引き続き、アドラー心理学についてお話しします。
みなさんは、他人からの評価を気にしますか?
全く気にならない、という方はなかなかいないのではないでしょうか。
両親の目、友達の評価、学校での成績、職場での地位、SNSのいいね!の数…。
私達は子どもの頃からずっと他人の目を気にして生きる環境にいます。
他人からの評価が高ければ喜び、他人からの評価が低ければ悲しむ。
そして他人からの評価が高くなければ、自分の存在自体を自分で否定する…。
アドラーはその“他人からの評価を気にして生きる生き方”、つまりは承認欲求そのものを否定します。
『褒めてくれる人がいるから行動する。』
これはその人の評価を求めて行動しているだけで、自分の意思は関係ありません。
逆に言えば他人の評価がついてこなければ続かないし、ついてくればやりたくない事でも続けてしまうのです。
そんな選択の連続は結局、「自分の人生を生きる」というよりも、『他人の人生を生きる』事になります。
かの有名なスティーブ・ジョブズの言葉も載せておきましょう。
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あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。
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私個人としては…その人に認められる事が自分の本当の目的なら、そのために努力するのもまた良いのではと思います。
しかし、人に賛成される事だからやる、反対される事だからやらない、と他人軸だけで生きてしまうと後で必ず後悔するし、上手くいかないことを他人のせいにしてしまうでしょう。
また他人の感情に振り回され、自分の存在意義を疑問視してしまう事もあると思います。
人生は一度きり。
誰より自分が自分を信じられる、自分が自分を好きになれる生き方ができたら最高ですね。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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