心箋【フロイト心理学】自我の構造
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
…さて今日はフロイトの代表的理論である『自我の構造』についてお話しします。
フロイトは心を「エス・自我・超自我」の三層で成り立っていると説明し、互いが干渉し合う事で固有の態度・行動が生まれるとしました。
✳︎エス…エスは本能的な欲求で、性衝動(リビドー)や攻撃衝動などを指します。快を求め、不快を避ける「快感原則」が支配しています。
✳︎自我…現実に的確に対応しようとする意識の領域で、エスと超自我の間に立って人格を形成します。
✳︎超自我…しつけや社会的規範により道徳的な判断を下す領域で自我を監視しています。
フロイトは現実からのプレッシャーとエスの強さのバランスが取れなくなると、不健康な状態に陥るとしています。
そのため自我は、耐えがたい経験や感情を無意識の領域に押し込め、自分を守ろうとします。
そのため知らず知らずのうちに無意識領域には抑圧された経験や感情が溜まります。そして溜まり切ったときには身体や心に支障をきたすのです。
だからこそ無意識領域に介入し、自分の経験や感情を認めて受け入れる必要があります。
私個人、様々な人と話す中で「正しい人間、良い人間、認められる人間になろう。」と頑張りすぎている人ほど、つまり自我でエスを完全に抑圧し、コントロールしようとする人ほど接触障害やうつになりやすいように思います。
自分の本能的な欲求を否定ばかりするのではなく、理解し、受け入れた上でコントロールする事が自分に無理する事なく生活をするためのポイントなのかもしれませんね。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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