心箋【フロイト心理学】無意識
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
今日はフロイトの考える「無意識」についてです。
精神分析の創始者とも言われているフロイトは、自覚できる「意識」よりも、自覚できない「無意識」の働きを重要視していました。
フロイトは無意識を「思い出したくない感情や観念の集まり」のことと捉え、意識と無意識の間を「自我」が調整していると考えました。
フロイトは、無意識下に抑圧された感情や記憶が神経症などの精神疾患を引き起こすと考え、「自由連想法」で無意識的な不満や葛藤などを表出させました。
そしてそれまで気づかなかった自分に気づかせた上で、それを認めて受け入れることで症状が軽減するケースがあることを発見したのです。
アドラーの目的論とは異なる内容の解釈ですが、「無意識」への理解を深める事はとても重要だと思います。
確かにアドラーが言うように、過去の自分と今の自分は関係がなく、どんな経験をしたとしてもこれからの経験や行動は自ら『選択』する事ができます。
しかし、自分の中にある無意識の悲しみや怒り、葛藤に蓋をしたまま前向きな目標や目的を持って進む事は、パンクした車で無理やり進んでいるのと同じでその動きもいつか止まってしまいます。
だからこそ大きな感情が隠れているサインがあるならば、一度立ち止まってその傷ついた自分や恐怖した自分を見つけて『癒す』必要があると思います。
そうする事で過去や無意識に縛られる事なく、自由にこれからを「選択」しやすくなるのです。
みなさんも自分の気持ちが落ち込んでしまったり、色々なことが上手くいかなかったら一度立ち止まって自分の隠れた想いや悲しみ、苦しみに目を向け、癒してみてはいかがでしょうか。
そうすることで自分はさらに自分の強い味方になり、次の一歩を力強く踏み出す事ができると思います。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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