食箋【食養】玄米とごま塩
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
今日は、食養で玄米とセットで考えられることの多い『ごま塩(ごま)』についてです。
なぜ玄米にごま塩を合わせることが多いのか。
玄米には「フィチン酸」という抗有害成分が入っていると言われており、それが有害物質と結合して有害物質が腸から吸収されるのを防いだり、排泄を促してくれたりします。(キレート効果)
そして体内の有害物質が排泄される時に消費されるのが、カルシウムをはじめとしたミネラル。
そのためカルシウムたっぷりのごまを玄米ごはんにかけていただくとバランスが取れる、という訳です。
しかし!実は玄米の糠の中には、フィチン酸とミネラルが結合した状態である「フィチン」という状態で存在しているという事も報告されています。
玄米を食べると危険という理論の根拠は、玄米に含まれる「フィチン酸」が体内でミネラルと結合して一緒に排出してしまうから、というものですが、その報告によると実際フィチンは「既にミネラルと結合している」のです。
体に入る時点で既にミネラルと結合した形という事は、「体の中のミネラルが減る」状態にはならないという事です。
そもそも炊いた状態の玄米では、フィチンやフィチン酸のマイナス効果はあまり気にする必要がないとも言われています。
…それにしても、ごまには抗酸化作用やたんぱく質、カルシウムなどの栄養素がたっぷり含まれているので、玄米と一緒に食べるのはそういった意味でもおすすめです。
ちなみに玄米と合わせるのはごまは、白ごまでも黒ごまでも良いと思いますが、玄米には黒ごまが合わせられることが多いようです。
黒ごまには抗酸化作用の高いポリフェノールが含まれていて白ごまに比べると脂質が少ないので料理に適し、また香りもよいです。
またすりごまにするとさらに栄養の吸収がよくなるのでおすすめです!
ぜひ玄米にごま塩を合わせて、栄養満点のごはんを味わってくださいね。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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