食箋【ハーブの作用】フェンネル
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
さて、引き続き様々なハーブの作用についてお話ししていきたいと思います。
今日ご紹介するのは「フェンネル」です。
フェンネル(Fennel)は英語読みになりますが、Foeniculumというラテン語で「小さな干し草」という意味の言葉に由来していると言われています。
フレッシュのハーブとして利用するものは、黄色の花が咲く前の葉を収穫します。また秋になると茎全体を刈り取り、乾燥させて、種子を収穫します。
これをフェンネルシードと呼んでいます。
古代エジプト時代に書かれたパピルスの文書にも登場するほど古くから利用されたハーブで、キッチンハーブとして利用価値が高く、中でも魚料理との相性は抜群です。
「魚のハーブ」と呼ばれることもあります。
お菓子や酒の風味づけにも用いられます。
おなかに溜まったガスを排出する駆風作用や消化促進作用があり、急な腹痛、便秘、吐き気など、消化器系のトラブル緩和にも役立ちます。
食べ過ぎて体が重いと感じる時にもおすすめです。
フェンネルには女性ホルモンである「エストロゲン」と似たような働きをしてくれる植物性エストロゲンが豊富に含まれています。
そのため、閉経前後のエストロゲンの分泌が低下してきている女性においては、作用は弱いもののエストロゲンと同じような働きが期待できるため、更年期障害を和らげてくれると言われています。
母乳の出を良くする催乳作用も古くから知られています。
このように授乳期に摂取すると母乳の出をよくすることが知られていますが、同時に子宮を刺激するともいわれているので、妊娠中は摂取しすぎないよう気を付ける必要があります。
またフェンネルには利尿・発汗作用もあり、体のむくみを和らげてくれます。
おなかにガスが溜まっている方、母乳の出を良くしたい方はフェンネルのハーブティーを飲んでみてはいかがでしょうか。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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