食箋【有機栽培】有機って?
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
昨日は無農薬の表示などについて少し書いたので、今日は「有機栽培・有機農業」について書こうと思います。
農林水産省のホームページを見ると、
我が国では、平成18年度に策定された「有機農業推進法※注4」において、有機農業を「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業をいう。」と定義されています。
と書かれています。
つまり有機農業は「おいしい」「安全」など消費者にとってのメリット云々だけでなく、「環境への負荷が減る」という点が注目するべき点なのですね。
「有機農業の推進に関する法律」による有機農業の定義は以下のとおりです。
1.化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない
2.遺伝子組換え技術を利用しない
3.農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する
そして有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを有機JAS認定検査員が検査し、その結果、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
つまり、かなり厳しい条件をクリアした事業者しかこのマークを使うことはできないという事です。
認証には栽培技術に関する規定だけでなく、日々の栽培日誌、農薬・肥料以外の資材、畑の周辺環境、伝票の管理まで、あらゆる範囲に規定があるため、かなりハードルが高いのですね。
そしてここも間違えられやすいのですが、「有機栽培=無農薬栽培」ではありません。
天然原料の殺菌剤など、有機表示ができる農薬が指定されており、そちらは必要に応じて使用できる事になっています。
そのため、『無農薬の方が安全!』と思われる方が多いですが、無農薬栽培はJASマークのついた有機農産物のように第三者機関が認定しているわけではないので、生産者と消費者の信頼で成り立つ部分もあります。
是非そのような違いがあるんだなと知っていただき、環境への負担を軽減した栽培法である「有機栽培」というものを正しく評価していただけたら、と思います✳︎
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!