ココロとカラダの処方箋

栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】、心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】、生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】をご提供します。 様々な情報をみなさまにご提供することで、辛い、苦しいと感じている人を少しでも減らし、未来に希望を持てる人が増えるよう、記事を更新していきます。

食箋【マクロビ】一物全体

こんにちは!心食セラピストのhifumiです。

 

栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、

食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。

 

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さて、今日はマクロビオティックの基本的な考え方のひとつ、「一物全体」についてです。

 

一物全体とは「一つのものを丸ごと食べる」という意味です。

一つのまとまりのあるものはそれ全てでバランスが取れている、だから身体にもそのバランスのとれた状態で取り入れようという考えです。

つまり一物全体では、穀物の皮や胚、野菜の皮も積極的に取り入れていきます。

 

栄養学から考えても、穀物の皮や胚、野菜の皮には特有の栄養素が含まれていたり食物繊維が豊富に含まれていたりします。

玄米はその特徴的な食材ですね。

蒔けば芽が出る。それだけのパワーがあります。そして玄米そのものが豊富な栄養素を含んでいるので、1日30品目とらなくちゃ!という事態がなくなります。

(この30品目についても色々論議されていますが…笑)

 

 

マクロビでは、魚も丸ごと食べられるような小魚が良いとされますが、栄養価的にも小魚はカルシウムや鉄分、DHAEPAなどの不飽和脂肪酸が豊富に含まれていて優れた食材だと言えます。

 

れんこんやにんじんは皮をむかずにそのまま調理します。その方が単純に手間も省けますよね。

大根やかぶの葉は、そのままお味噌汁にいれてももちろん良いですし、茹でておひたしやごまあえにしたり、ごはんと混ぜて菜飯にしてもおいしいです。

(里芋の皮や筍の皮など、どう調理してもかたくて食べずらかったりするものは無理をしないで残すようにしましょう。)

 

小松菜などの根はきんぴらなどに、ひげ根はてんぷらなどに。

色々な調理でおいしくいただくことができます。

思い込みで無意識に捨てている部分が、実は色々な方法で食べられる、という事を知るだけでも大きな一歩だと思います。

 

 

皮や根の部分を取り除くことで10%ほどの廃棄が出ます。

食材を丸ごと使う事でゴミも減らす事ができ、環境にも良いですし、食材も大切にする事ができますよね。

 

 

食べ物は命です。

折角いただく命を少しも無駄にしないようにするためにも、丸ごといただけるものはおいしく全ていただきたいですね。

(個人的には丸ごといただく時こそ、無農薬など、より力のある食材が良いと思います。)

 

 

 

人は命をいただいて自分の命をつなぎとめていきます。

その事に想いを馳せる事が本当の「食育」ではないかと思っています。

 

 

食べ物に感謝の気持ちを持ち、良い「選食」をし、身体にも環境にもやさしい食事を楽しめる時間が作れると良いですよね✳︎

 

 

 

…と、今日はここまで。

 

読んでくださり、ありがとうございました!

 

 

 

#食箋 #マクロビ #一物全体 #丸ごと #皮付き #環境 #栄養