ココロとカラダの処方箋

栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】、心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】、生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】をご提供します。 様々な情報をみなさまにご提供することで、辛い、苦しいと感じている人を少しでも減らし、未来に希望を持てる人が増えるよう、記事を更新していきます。

心箋【HSP】自分の一番の理解者は「自分」

こんにちは!心食セラピストのhifumiです。

 

栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、

  • 食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
  • 心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
  • 生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】

をご提供します。

 

様々な情報をみなさまにご提供することで、辛い、苦しいと感じている人を少しでも減らし、未来に希望を持てる人が増えるよう、記事を更新していきます。

 

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…さて、生きづらさを感じている人は様々な原因・理由があると思います。

今回はその様々な原因・理由の中でもHSPについて取り上げていきたいと思います。

 

なぜいきなり「HSP」なのか。それは、これを書いている私自身にHSPの気質があるという事が発覚したからです。

HSP度はでした!…微妙?笑)

 

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HSPが何かについては後々詳しく書いていきますね笑)

 

 

もちろんHSPの気質がある人が全員同じ性格、というわけではありません。程度も違います。

 

その人の持つ、生まれつきの【個性】の一つが「HSP」なのであり、その個性で得をしている人も悩んでいる人もいるという事です。

 

(ご自身がHSPかどうか気になった方は、簡易なテストがあるのでチェックしてみてください

https://hsptest.jp

 

 

私の場合、人より感受性が強い方だという事には以前から気づいていたのですが、それは完全に自分の性格、個性だと思っていました。

 

だからこそネガティブに思える自分の性格を「変える」「隠す」事に真剣に向き合い、そしてその度に疲弊していました。

 

しかし最近、5人に1人が生まれつき「HSPという気質で悩んでいる事を知り、より客観的に、より寛容的に自分の個性を捉える事ができました。

 

 

そこで今日はこのブログを読んでくださっている方にHSPの特徴を知っていただいた上で、HSPは良いようにも悪いようにもできる生まれつきの気質なんだなと理解を深めていただき、HSPの方にも、そしてHSPの周りの方にも少しホッとしていただけるような情報提供をしたいと思います。

 

 

***

 

 

HSPって何?

まずはHSPとは何か、についてご紹介したいと思います。

HSPとは、生まれつき非常に感受性が強く敏感な気質もった人という意味で、

「H」Highly

「S」Sensitive

「P」Person

略してHSPと呼ばれています。

 

HSPの特徴

HSPの提唱者、エレイン・アーロン博士がまとめたHSPの4大特性は「DOES(ダズ)」と呼ばれています。

 

(深く処理する:Depth of processing)

(過剰に刺激を受けやすい:being easily Overstimulated)

(全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い:being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)

(ささいな刺激を察知する:being aware of Subtle Stimuli)

 

それぞれの特性の詳細については、下の記事が分かりやすくまとめているので自分の思考と比較しながら引用してみます。

 

hsp-channel.com

 

 

D(深く処理する:Depth of processing)

 

・すこしの説明で全体が理解できる。一を知って十を知る

→◯

理解する能力はあると評価される事が多いですね。でも考えすぎて思考が脱線するときも笑


・お世辞を言われてもすぐに本音を見抜いてしまう

→◯

基本的に疑ってしまう癖があるって事ですよね。過去の経験からなのか、気質だからなのか、これはあるなぁ。


・物事をはじめるまでにあれこれ考えてしまい、時間がかかる

→△

行動的な方だとは思いますが、あれこれ考えながら動いてしまうので、納得がいかなくなったりすると動きがストップするかな。

 

・ゴシップや世間話よりも、生き方や哲学的なことを話したい

→◎

これはまさに。そうですね。

 

・本質をついた質問をしてしまい相手が返答に困ることがある
→◯

これは何度の経験がありますね笑

相手を困らせてしまったとしても切り込んでしまう事がたまにある。

 

・これから先に起こりうることが数パターン思い浮かぶ

 →◯

やりたいことはやってみる事が多いし、かなり考えを巡らせる方なので、これから起こるパターンは思い浮かべがちですね。

 

 

O(過剰に刺激を受けやすい:being easily Overstimulated)

 

・人混みやイベント、パーティーが苦手で疲れてしまう

→△

人は大好きです。でも知らない人がたくさんいるイベントは刺激が多い分、終わった後どっと疲れます笑

 

・相手の発言に傷ついてしまい、しばらく忘れられない

→◎

これが自分のHSPに関する悩みの大部分を占めている気がする。相手が発した言葉や自分の発した言葉にとらわれてしまいがちです。

 

・ささいなことでも驚いてしまう

→×

昔は本当にすぐ驚いたしビビってたなぁ笑 最近は色んな事を経験したおかげで肝が座りました笑


・映画や音楽、本などの作品に深く感動する

→◯

「いのち」に関わるドラマとか本とか、ぐっとくると泣いちゃうんですよねぇ。。

美しい絵や音楽にも感激して涙が出ることはあります。


・人とずっと一緒にいると疲れてしまうのでひとりの時間が必要だ

→◎

これ!!!!!私にとって1人の時間は必須なんだなと改めて感じるのです。育休中の何が辛いってやっぱり1人になれないことなんだよね。

1人で黙々と何かをするのが好きだし、1人の時間をつくることで色々リセットできます。

息子は大好き!!!なんですがね。

 

・本番に弱く、できることもミスしてしまう

→×

これは当てはまらないかな〜。最初は本番に弱いタイプでしたが、色々チャレンジしてるうちに本番に強くなりました笑

何か都合の悪い事が起きても対処法を考えて実践すればなんとかなるって、経験から分かってしまうからかも笑

 

・ずっと見られていると緊張して動揺してしまう

→△

うーん…動揺まではいかないけれど、人からどうみられているかって事を結構意識しちゃう癖があるし、人から見られることについては「恐れ」の感情も結構ある気がします。これも気質以外に過去の経験が大きい気がする。

 

・選択肢が複雑でたくさんあると混乱して選べない

→◯

時と場合によりますが…優柔不断ではあるかもしれませんね笑

 

 

E(全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い:being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)

 

・他人からの影響をうけやすく、同調してしまう

→◯

感情移入はしやすい方だと思います。だからこそ自分が力になれることはないか考えます。


人が怒られていると自分のことのように感じてしまう

→△

最近はあんまりないですが、嬉しいものではないですね。気になるし。


映画やドラマは登場人物に感情移入して号泣してしまう

→◯

内容によりますが、ツボにくるものは泣きます。コウノドリは出産してから見たら涙が止まらない笑

親子愛とか、グッときます。


相手のちょっとしたしぐさや表情で機嫌や体調がわかる

→◎

これで上司や先輩から褒められることは多かったですね。人の様子を伺いすぎて疲れるけどこれで得する事も多かったかな。

分かっても敢えてそれに対応しない時もあるけど笑

 

言葉を話せない幼児や動物の気持ちを察することができる

→△

息子の気持ちは分からないことも多いですが…笑

でも気持ちが落ち着いている時は、かなり息子の気持ちを考えますね。きっとこう感じてるんだろうな…とか。


自己犠牲がわりと簡単にできてしまう

→△

よくやる方だったのですが、自分のためにも周りの人のためにもならないと痛感してから、意識的にやらなくなりました。


他人よりもまず自分が悪いと思いがち

→△

時と場合によりますね。結局自分が悪いんだ、となることが多いといえば多いけど笑

これこそ、すごく考えてジャッジしてました。繰り返し繰り返し考えてね。

でもジャッジに良い事ってないんですよ。

 

 

S(ささいな刺激を察知する:being aware of Subtle Stimuli)

 

・冷蔵庫の「ブーン」という低音や時計の秒針の音が気になってしまう

→◯

音にはかなり敏感ですね。うるさいのが嫌いなわけではないです。


強い光やまぶしさに敏感で不快に感じる

→◯

まぶしいのも暗すぎるのも苦手です。

薄暗いのが好き笑


・となりに座った人の口臭やタバコの匂いで気分が悪くなる

→◯

匂いも敏感な方ですね。


・味覚がするどいため、不味いものが食べられない

→◎

隠し味とかは割と見抜けるタイプ。ですが、まずくても出されたものは残さず食べます←


カフェインや添加物に敏感に反応してしまう

→×

これはあんまりないかな。


肌着のタグなどチクチクする素材は我慢ができない

→△

着やすいものが好きではありますね。


・電磁波に敏感で頭痛がしたりめまいを感じる

→△

たまにあるかも。


花粉症などのアレルギー体質だ

→◯

まさにアレルギー性鼻炎です。ちなみに母もです。


薬が効き過ぎたり、あわないものがある

→×

あんまりないけど、薬自体あまり飲まないからかも。身体は丈夫な方です。


予感や直観力にすぐれていてよく当たる

→△

経験から読める事は年々増えて行きますよね。

 

***

 

 

こんな風にネガティブなイメージのあるHSPですが、感受性が強いからこそ優しくなれたり、つくり出すことができるものもあります。

 

一方で色々な事を感じ取った結果、疲れてしまうのがHSPの特徴でもあります。

だからこそ意識的に休む事も大切だと思います。

 

“自分を一番癒せるのは自分です。”

 

 

自分はこんな思考パターンになりがちなんだ、人よりたくさん考えてしまって疲れてるんだ、とありのままの自分を受け止め、その上で自分の個性を否定せずに良い方向に生かしていくことが一番の道だと思います。

 

 

“自分の一番の理解者はいつだって自分です。”

何があっても自分だけは自分の味方でいてあげてください。

 

一番の味方は、自分の全てを肯定する事はしません。でも決して否定もしません

発言してしまったこと、行動してしまったことを全て受け止め、共に次の一歩を考えてあげられるのが、味方ということだと思います。

 

 

ご自身がHSPの方も、周りにそうかなると思う人がいる方も穏やかな日々を過ごせますように。

 

 

 

今日はここまで。

読んでくださり、ありがとうございました!

 

 

#HSP