心箋【パブロフ心理学】古典的条件付け
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
今日はパブロフが発見した「古典的条件づけ」についてです。「レスポンデント条件づけ」(パブロフ型条件づけ)とも言われています。
パブロフが行った実験では、犬を対象としてメトロノームの音を聞かせたあとにエサを与える という手続きがとられました。
エサを与えられると犬は唾液を流します。これは生まれつき備わっている反応で、「無条件反応」と呼ばれ、この反応を引き出すエサは「無条件刺激」と呼ばれます。
一方、メトロノームの音を聞いても、犬は特に大きな反応を示しません。
しかし、無条件反応(唾液がでる)をもたらす刺激A(食べ物など)に先行して、他のある刺激B(ここではメトロノーム)を与え続けると、生理的な刺激Aが無いとしてもある刺激Bだけで同じ生理的な反応が生じるようになります。
そしてこのような現象は「古典的条件づけ」と呼ばれます。
この現象は、私たちの私生活にも見受けられます。
例えば、歯医者さんで虫歯の治療をし、それが痛かったと感じた子どもは、歯医者さんに行くだけで泣きわめくかもしれません。
また、ある子どもはスーパーで泣きながらお菓子をねだる事で親にお菓子を買ってもらえたことがあり、スーパーでお菓子を見かけるたびに泣きながらお菓子をねだるかもしれません。
このように私達には生物的な反射や学習機能も働いており、それが私生活に影響していることもあるのです。
しかし逆にこのような学習成果は、その関連性を弱める事で無くしていく事もできます。
つまり、歯医者さんに行っても怖くはなかった、泣きながらねだってもお菓子は買ってもらえない事もあった、と学ぶ事ができれば、泣いたり強くねだったりする事も減るかもしれないのです。
このような考え方は特に子育てなどをする中ではストレス軽減に役立つかもしれませんね。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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